超乗り物初心者(笑)
この前も、ヘリテイジのプラグをおもいっきりカブらせた…
という事で、勉強がてら基本からまとめる!!
そもそも
チョーク(CHOKE)とは
チョークスリーパーで聞いた事があるチョーク。辞書によれば、窒息させるとか詰まらせるとかそんな意味。
バイクでは、空気の取り込み口を塞いでわざと濃い混合気を作り点火を良くする。
ガソリンを濃くすると言っても、ガソリンの流入量を増やす訳じゃなく、空気を少なくして相対的にガソリン濃度を濃くする。
エンリッチナー(enricher)とは
「en-」〜にする。+「rich」豊富。+「-er」(名詞にする。)ということで、単純な意味だと「豊かにするもの」になる。
ここでチョークとの違いは、燃料を濃くしてガソリン濃度を濃くすること。
目的が一緒でも、方法が全く異なる。
・チョーク→空気の量を減らす。・エンリッチナー→ガソリンの量を増やす。
結果的に両方とも、エンジンに供給される混合気のガソリン濃度が上がる。
ハーレーはどっち??
ここで初心者の僕がつまずいたのが、じゃあハーレーはどっちなのよ?ってトコロ…
どれどれいつも使ってるヘリテイジの写真を見てみよう。
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ヘリテイジのチョークもとい「エンリッチナー」ノブ |
なんだ「チョーク(CHOKE)」って書いてあるじゃん!!
って事で解決…じゃなぁ〜い( ̄▽ ̄)
しっかりオーナーズマニュアルに記載されています。
ハーレーのCVキャブ(純正キャブの事)にはチョークの代わりにエンリッチナーシステムが採用されてます!!まぎらわしい!超まぎらわしい!!!
ハーレーの2000年オーナーズマニュアルのソフテイルのページ |
ちゃんと読んでなかったε-(´∀`; )
操作についてはチョークと同様。
チョークとの相違点
- 冷えたエンジンをかけるとき、スロットルコントロールを閉じなければエンリッチナーは正常に作動しない。
- エンリッチナーには戻り止めがない。エンリッチナーノブは最も押し込んだ状態から全部引き出した位置の間で調整が可能。
読み進めると、
エンリッチナーノブを全部引いた状態ではアイドリングが約2000RPMになり、アイドリングが上昇してきたらエンジンが正常な動作温度になった事。
エンジンが十分な動作温度になったら、ノブを奥まで押し込みエンリッチナーは使用しない。(かぶりの原因になる。)
エンジン始動の方法(ハーレーの推奨方法で個体差あり)
* エンジン始動直後は2500RPM以上に上げない。30秒程は低回転を維持。* エンリッチナーを全部引き出した状態でのアイドリングは30秒以下に抑える。
・周囲温度が10℃以下のとき
- スロットルは閉じる。
- エンリッチナーノブを全部引き出し、イグニッションスイッチをオンにして、セルスターターを作動させる。
- 15〜30秒の暖機運転の後、ノブを全部引き出した状態で3分または3km程度走行。
- ノブを半分戻した状態で、2分間または3km走行。
- その後ノブを全部戻す。
- スロットルは閉じる。
- エンリッチナーノブを全部引き出し、イグニッションスイッチをオンにして、セルスターターを作動させる。
- 15〜30秒の暖機運転の後、ノブを全部引き出した状態で1分または1km程度走行。
- ノブを半分戻した状態で、1分間または1km走行。
- その後ノブを全部戻す。
・エンジンが温まってるとき
- スロットルを1/8〜1/4開ける。
- エンリッチナーは使用しない。
- セルスターターを作動させてエンジンを始動する。
自分がどうしてたかって…
もう、各状況ごっちゃに始動してたよ💦💦
そりゃかぶる訳だΣ(゚д゚lll)
これからはちゃんと、マニュアルの事気をつけて走ろう!(遅いw)
エンリッチナーノブを全部引いた状態
ハーレーのエンリッチナーノブを全部引いた状態 |