2017年5月11日木曜日

ウチのハーレーダビッドソン(ヘリテイジちゃん)は何故ベルトドライブ?

まだまだバイクには詳しくない僕だが…
そーいえば、日本車はチェーンドライブ多いよなぁ。
最近のハーレーはベルトドライブが多い気がする。
カスタム車とか昔のハーレーはチェーンドライブだったよなぁ〜
(ちなみに旧愛車ロケットスリーはシャフトドライブ!!)

静かでメンテナンス性がいいゴムベルト 

何やら、最初の頃のハーレーは革ベルトなんてオシャレなもの使ってたらしいが。
1980年代になって今のゴムベルトを採用。
ケブラー繊維を編み込んだシリコンのベルトでチェーンよりも高寿命!!
チェーンと比べると軽くて、メンテナンス・耐久性がイイ🎵

チェーンは定期的な注油が必要。
伸びが発生するので張りの調整が必要。
特にハーレーのような大型バイクだと消耗が激しい…

ハーレーのエンジンはうるさい(構造的なもの)

マフラーからの排気音の話じゃなく。
ハーレーのエンジンって機械音がすごい。
初めてエンジン始動した時はガチャガチャ感がすごかったのを覚えてるw

1980年代に厳しくなった騒音規制に対応する為にもベルトドライブを採用。
高速で走行するに従ってうるさくなるのが駆動音…
チェーンで発生するノイズをベルトドライブにする事で騒音の低減を図った。

ハーレーのエンジン造形美(親バカ)

ハーレー独特のエンジンの造形美を今でも保ってるのは、エンジンとトランスミッション(ギアボックス)が別体のままだから。
エンジンとトランスミッションを一体化(ギア化)すれば、ここで使用されているチェーンを省けるからノイズが低減できるが…
ハーレーのスタイルを崩すって当時反対されて別体(ここはチェーン)のまま、今もノスタルジックなエンジン造形美を保ってる🎵
まさに親バカ!!


しかし、ベルトにもいい所ばかりじゃなく欠点も…

ベルトドライブはカスタマイズ性が低い

リアサスをカスタマイズしてノーマルよりある程度長くしてしまうと、チェーン化が必要になるみたい。

また走りやエンジンに合わせて、
チェーンだとトランスミッション(ギアボックス)とリアタイアを繋ぐスプロケットの歯数を変えてエンジン特性等に合わせたカスタマイズが出来る。
ベルトドライブでの変更だと歯数が飛び飛び(1コマずつじゃない)での調整になるから丁度良いギア比が選びずらい…

ベルトは製造コストがチェーンにくらべて高く、何十通りもの種類を用意出来ない。
これが、チェーンだとコマを抜いたり足したりで調整できる。

今は耐久性が向上しているから問題ないが、昔の4速のころはトランスミッション(ギアボックス)に負荷がかかりやすかったらしい。

普通に乗る分にはベルトドライブが快適

特にカスタマイズでリアをいじったりしなければ、メンテナンスも楽チンなベルトドライブがイイんだね〜
ただ、小石を挟んだりすると切れやすいから定期的に点検はしてあげないとね。

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